路面のショックを吸収し、快適な乗り心地と走安性を保つためのフロントフォーク。
このフロントフォークは、ほとんどのモデルで、テレスコピック型と呼ばれるものが採用されている。
テレスコピック型のフロントフォークは、内部にフォーク専用オイルが入っており、このオイルがオリフィスと呼ばれる狭い通路を行き来することで、減衰力を発生させている。
オイルが劣化すれば、粘度が低下して減衰力が低下するため、定期的なオイル交換が必要となる。
また、オイルを外部にもらすことなく保持するオイルシールが寿命を迎えれば、フォークを分解し、オイルシールやその他、消耗部品を交換するオーバーホールを行なわなければならない。
フォークオイルの交換サイクルは、モデルごとに決められているが、一般的に5，000～10、000kmごとがおすすめ。
フォークのボトムケースにドレンボルトが設けられているモデルでは、フォークを車体から取り外すことなく交換可能な車種も多い。
一方、ドレンボルトを備えていない場合は、車体から一旦フロントフォークアッセンブ.リーを取り外し、フォークオイルを排出、新品オイルと交換する。
丁寧に慎重に磨いて清掃
組み上がれば目に見えない場所ではありますが、丁寧かつ慎重に内側を磨き込みます。
特にアウターの内側は、インナーチューブと接する場所。
錆やゴミがあるとインナーを傷付けますし、フォークの動きそのものを悪くしてしまいます。
しっかりと清掃し、スムーズな動きと傷付けない安心を提供致します。
パーツをきちんと並べて確実に早く作業
パーツはただまとめるだけでなく、組む順番に並べて置くと良いでしょう。
次に必要なパーツが順番に並んでいるので、確実に早く作業を進める事ができるます。
せっかくのＯＨですからスプリングのヘタリや曲がり、クラック等がないか慎重に確認すると良いでしょう。
オイルシールはデリケートで大変傷つきやすいので、丁寧に扱いましょう。
装着前に薄くグリスを縫っておきましょう。
チョット裏技
薄いビニールをかぶせてから、オイルシールをはめるとインナーチューブの角でシールを傷つけることを防げます。
ビニールにも薄くグリスを縫っておくとスムーズに作業が出来ます。
インナーチューブより少し径の大きい鉄パイプや塩ビパイプなどで代用してオイルシール打ち込むと安上がりＤＩＹが出来ます。
＊専用工具は5000円くらいで販売しています。
汎用 オイルシール ダストシール セット フロントフォーク サイズ 31mm 対応 。
オイルシール2個
「サイズ」（約）内径30mm ☓外径43 mm ☓厚さ 約 10.5mm。
ダストシール2個
「サイズ」（約）内径30mm ☓外径47 mm ☓厚さ13mm
適合車種： APE CB125 JAZZ MAGNA MBX125F NS-1 エイプ エイプ100 マグナ マグナ50
耐久性に優れた、高品質のゴム材料のOEM仕様で作成。
フォークオイルの流出を防ぎ、埃や水分その他、汚染物質等の侵入を効果的に防ぎます。
サスペンションの役割も果たすフロントフォークは、路面走行中のショックを吸収し、ライダーにとって快適な乗り心地と安定した走行を保つ役目を持ちます。
フロントフォークの内部にはオイルが満たされており、油圧で減衰力を発生させています。
オイルもれが生じれば油圧が保てなくなり、乗り心地が悪くなる他、転倒等のリスクが高まります。
このオイルを外部にもらさないために用いられているのがオイルシールです。
フロントフォーク用のオイルシールの材質は、耐油性に優れたゴム素材の物がほとんどです。
ゴム素材は紫外線や熱、経年経過によって劣化していきますので、定期的に交換する必要があります。
フロントフォークのオイルシールの交換は、意外と忘れられがちなので、5，000km～10，000km走行を目安に交換しましょう。
ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハ、メーカーを問わずサイズが合えばオンロード、オフロード、トレイル、トラッカー、ネイキッド、アメリカン、レーサーラプリカ、ツアラー、ストリート、ビッグスクーター、ミニバイク、クラシック、等様々なバイクに装着可能です。
2023/11/20 10:11:42#d1af48ba42f25eea3fa89603da067a9faa22e689