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メディア掲載レビューほか
GOTAや近田春夫,ASA-CHANG等,数多くのプロデューサーを起用し,ジャパニーズ・ヒット・ポップスを大胆にカヴァー。彼女の弾けるような歌声とセレクトされたAOR風楽曲との相性が,以外にも心地よい。思いきり夏を意識した音作りも最高。-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）
彼女初のカヴァー・アルバム。シンガー・ソングライターがカヴァー・アルバムをリリースした時の主な聴きどころといえば、まず、いい意味でいかにオリジナルを破壊して独自のものにしているか。もうひとつは、作品がその人自身のものではないゆえに、ヴォーカリストとして、どれだけ力があるか。そして結論からいうと、今回のこのアルバムはそのどちらの面でも満足のいくもの。まず、前者。もう、拍手喝采。楽曲ことにプロデューサーを立て、たとえば白井良明、近田春夫、屋敷豪太、高木完、朝本浩文、東京スカパラダイスオーケストラなど、ひとクセもふたクセもありそうな人物が、見事にオリジナルを破壊して、新たな世界を作り出している。そして彼女のヴォーカルもそれを消化し、自分のものとして歌い切っている。楽曲の選択の幅