西陣爪搔本つづれ織掛軸「武者人形」商品説明：日本の古代より受け継がれてきた伝統的な織物技法『西陣爪搔本つづれ織』で作られた、掛軸です。京人形の男の子が鎧兜をまといました。兜は5月の端午の節句に飾るものです。男子の健やかな成長と立身出世を願う掛軸で、男子誕生のお祝いなどに用いられます。現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。この日はもともと五節句の端午の節句にあたります。端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。図案家：藤野燎仙(ふじの・りょうせん)のデザイン。【素材】つづれ織は絹(シルク)でできており、絹は蚕の繭からとれるタンパク質で構成された天然繊維で、上質で格式の高い素材とされています。軸装加工も日本国内で行われている安心の日本製です。【生地の素材】絹・金銀糸【付属品】掛軸収納桐箱付き【額装外寸法】サイズ 幅44cm 高さ175cm（本紙 幅30.5㎝ 高さ87cm）重さ 1400ｇ【注意事項】絹は水に弱く濡れて縮む性質がある為、濡れないように注意してください。また、絹製品は紫外線を吸収しやすく紫外線を吸収することで黄色く変色したり、退色、変色してしまう可能性があります。天然の素材の為、湿度の高い場所では、額の中の生地が浮いてきやすくなりますので、飾る場所には十分ご注意下さい。画面により現物との色合いに差が生じることがあります。繊細な商品の為、お取り扱いには十分ご注意下さい。【返品について】注文商品が違う、初期不良、配送時の破損等を除き、お客様都合による交換及び返品はお受けできません。あらかじめご了承ください。
日本で創業93年（1928年創業）の「石川つづれ株式会社」制作の伝統技法の西陣爪掻本つづれ織による掛軸です。西陣織工業組合の”証紙”貼付。年々どんどん希少になりつつある「西陣の手織り爪掻き本つづれ」。つづれ帯の名門として名高い、皇室献上実績もある織元「石川つづれ」より、稀少な西陣の手織りつづれ織額のご紹介です！お目に留まられましたら、どうぞお見逃し無く！爪掻き本つづれ織は、想像を超えるほどに手間暇のかかる、≪手織りの最高峰≫とも呼ばれる織物です。「西陣の爪掻き本つづれ」という風格ある佇まいは、細い糸を密集させることで、マットで美しい表現のできる織物です。爪で掻き寄せて1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆくつづれ織。その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、ノコギリの歯のように刻んでおきます。文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、経糸を杼（シャトル）ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。そしてノコギリの歯のように刻んだ爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。意匠にはセンス光る抽象的な模様が織りなされて他にない独創的な面持ち。お気に召しましたらどうぞこの機会にご検討頂けましたら幸いです。どうかお見逃しなくお願いいたします。＜石川つづれ 沿革＞昭和3年 創業昭和34年 皇太子殿下御成婚を祝し、富久紗「白鳳」を製織・献上天皇陛下還暦祝テーブルセンター製作・献上昭和47年 日蓮宗総本山 身延山久遠寺祖師堂へ本綴織水引を奉納昭和53年 ベルギー首相 レオ・チンデマン御夫妻 本社工場見学昭和54年 三笠宮妃殿下 本社工場見学・京都府・市・西陣織工業組合共催の本綴秀作発表会において、毎年のように数多くの受賞を誇り、経産省認定の伝統工芸士も多数在籍する。
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