内容紹介
井上洋介さんの描く、日常の不思議。私たちが○○だと思っているはずのものは、どこから見た姿なのでしょうか?実際に前から、横から、後ろから見ると全然違うものに見えてくるから不思議です。ほら、ゾウを後ろから見たら、ゾウだとわかりますか?カエルは?フクロウは?それでは、お母さんはどうでしょうか?もちろん、大好きなお母さんは、前から見ても横から見ても後ろから見ても、子どもたちはちゃんとわかってくれるはずですよね。
著者について
井上洋介(いのうえ ようすけ)1931年、東京に生まれる。1965年、第1回文藝春秋漫画賞、1988年に第37回小学館絵画賞、1994年に講談社出版文化賞絵本賞を受賞。絵本に『あじのひらき』『鬼の首引き』(以上福音館書店)、『たわし』(小学館)、『となりはだぁれ』『ものぐさ太郎』(以上ポプラ社)、『おおガラス』(ビリケン出版)などがある。「こどものとも」は、1960年2月号『おだんごぱん』が最初の作品。その後、『だれかがぱいをたべにきた』『ちょっとおっこっちゃったなおこちゃんのおうち』『ふりむけばねこ』『まがればまがりみち』『ボッボッボッ』『ならんでるならんでる』『あんなところに』など多数。「こどものとも年中向き」は『あーちゃんちはパンやさん』『へびをだいじに』『ふしぎなおみせ』『モグモグでんしゃ』など。