２０世紀最大の振付家といわれたモーリス・ベジャールの死から ３年。２０１０年１月、 パリ・オペラ座での凱旋公演が行われた。 巨匠なき後、初のパリ公演となる本公演をとりまく、緊張感、エネルギー、そして解放感―。 本拠地でのリハーサル、ジル・ロマンやダンサー／観客たちの証言、さらに豊富な舞台映像 によりその 感動的な全貌が明らかになる。 ○出演 ジル・ロマン、エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー、 カトリーヌ・ズアナバール、ダリア・イワノワ、カテリーナ・シャルキナ、 那須野圭右 他 ベジャール・バレエ・ローザンヌ ○監督：アランチャ・アギーレ（「ベジャール、そしてバレエはつづく」） 1956年マドリッド生まれ。ペドロ・アルモドバルやカルロス・サウラ監督作品のアシスタント・ディレクターを 務めた。若い頃モーリス・ベジャールのバレエ学校ルードラでバレエを学んだ経験を持つ。2010年１月に 日本で公開された前作「ベジャール、そしてバレエはつづく」で世界的に注目され、芸術監督ジル・ロマンの 絶対的な信頼を得て、BBLの映像を撮り続けている。 ○収録演目（抜粋）： 「３人のソナタ」 （振付：モリス・ベジャール、音楽：ベラ・バルトーク） 「ウェーベルン第５番」 （振付：モーリス・ベジャール、音楽：アントン・ウェーベルン） 「２重の影の対話」 （振付：モーリス・ベジャール、音楽：ピエール・ブーレーズ） 「主なき鎚」 （振付：モーリス・ベジャール、音楽：ピエール・ブーレーズ）