通常1-5営業日で発送：序章 自滅の選択--不毛な15年戦争
第1章 低迷するロシア経済--元凶は「国家資本主義」
深刻な石油天然ガス依存/プーチン株式会社」に/ロスネフチなど国策会社トップは側近とKGB出身/GDPの2割を政権が直接支配/自殺した前政権の黒幕
第2章 ユーコス事件・石油王投獄--プーチン政権が石油支配確立へ
突然の逮捕劇/幻のロシア版メジャー創設/黒幕は大統領府副長官/背景に中国への石油輸出利権//茶番だったユーコス裁判/石油部門支配へ/ホドルコフスキー、再びプーチン政権に反旗
第3章 中堅石油バネシネフチを巡る争い--プーチン政権の怨念
総帥を在宅逮捕/注目の成長石油会社の支配権を巡る争い/地方VS中央産油地域バシコルトスタン共和国の反乱/ロンドン上場阻止/政権との政治対立か利権争いか
エリチィン政権と運命共同体だった新興財閥「オリガルヒ」と激しい権力闘争を繰り広げているプーチン政権。資源大国ロシアの基盤である石油・天然ガスなど国家的利権を支配し、プーチン氏と同じ諜報機関出身の側近や友人が大統領の指示・庇護の下で、国内経済の中枢を支配する「国家資本主義」が構築された――。
本書は、2015