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　PFI法が施行されてから20年以上が経ち、従来の公共調達手法の代わりに、PFI及びPPPが広く行われるようになり、特に、地方自治体では、PPPはまちづくりに欠かせない事業手法の1つになっています。
　本書は、PPPに焦点を合わせ、地方自治体及び民間事業者のPPP・PFI担当者が「知る・わかる・できる」PPP事業の全てをまとめた一冊です。
内容
　本書は、PPPを「知る」「理解する」「創る」「評価する」の4部で構成します。
　第1部「PPPを知る」（第１章、第2章）では、公共調達の手続きを概観したうえで「PPP・PFIはPFIだけではない」こと、PPPが選ばれる理由を説明し、従来手法・PFI・PPPの比較・検討フロー「7つの判断」を提案します。
　第2部「PPPを理解する」（第3章~第6章）では、PPPの多様でシンプルな事業方式を紹介します。これまで官と民の担当者個人や一部の書籍、国のガイドライン、手引書に散在してきたPPP手法を事業分野別に整理し、事業方式及び事業スキームの選択・構築方法「10の選択」を併せて解説します。
　第3部「PPPを創る」（第7章~第12章）では、PP