墨の色は粒子の細かさや煤（すす）の原料で、その「黒」の中に青系や赤系の色を持ちます。そして【柿渋染】は、熟していない青柿を原料に年月をかけて熟成させて染料を作ることで、高い防水・防腐・防虫効果を産み昔から多くの用途に使われました。先ずは糸を「墨染」で先染してから織ることで、美しい淡墨色の模様が織地に生まれ、その上から手染めで【柿渋染】を重ね、筆で引いたような趣ある【縞】を施しました。重厚感のある静かで落ち着きのある生地に、江戸っ子が愛した【縞】を入れる事で、穏やかな「粋」を感じて頂けるデザインとなりました。職人の手染めによる一枚一枚違う味わいをお楽しみください。シャリ感のあるしっかりした織目で、心地よい手ざわりの変わり織りです。
【カバーサイズ】 横45㎝×縦45㎝
【生地素材】 綿（変わり織り）100％
この商品はカバー（ファスナー加工）のみです。中わたは別途ご購入ください。
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