ドリトル先生の英語の原作をベースにした、サイドストーリ本です
原作では語られなかった旅路の出来事を、ゲームブックの形で再現したものです。ポリネシアの機転、チーチーのやさしさ、ガブガブの食いしん坊ぶり——彼らの個性豊かな性格はそのままに、新たな冒険が待っています。
「あの時、ドリトル先生一家はこんなことをしていたのかも」「動物たちはこう考えていたんだろうな」そんな一読者としての妄想を、選択肢のあるストーリーとして形にしました。
あなたの選択次第で、物語は様々な展開を見せます。何度でも読み返して、ドリトル先生の世界にもっと深く浸ってください。
原作を愛するすべての人へ——この世界観をもう少し長く楽しみたかったあなたのための一冊です。
＊ゲームブックとは、章の順番に読んでいくのではなく、読者が選ぶ選択ごとに次に読む部分が変わり、選択ごとに違った体験を得られる形式の本です
また、このゲームブックは、すべてAIと一緒に作りました。
表紙も、挿絵も、文章も。2025年のAIが急速に普及しはじめた時代に、古典『ドリトル先生』の世界を借りて、どこまで“遊び”ができるのかを試してみた作品です。
とはいえ、完成したものが「面白い」のかどうか、私自身にもわかりません。
個人的には、子供の頃に夢中になった物語世界にもう一度入ってみたいという衝動と、それをAIという“未知の道具”でどうにか形にしてみようとした、このプロセスそのものには、大きな発見がありました。
もしよかったら、あなたの中にも何か小さな発見が起きることを願って、この本をここに置いておきます