長崎県の伝統工芸である波佐見焼の透き通るような白磁に、江戸小紋の伝統文様である“藤雨縞”を転写した急須です。

プロダクトデザイン・製作は陶磁器職人兼デザイナーの長谷川武雄氏、文様のグラフィックデザインは松平敏之氏。

厚手でぽってりとした感触は温かみがあり、日常使いの器として長くお使いいただけます。柄の色はブルーとピンクの2色。

木箱入りなので、ギフトにも最適です。



【プロダクトデザイン】長谷川武雄
1949年、長崎県生まれ。陶磁器職人兼デザイナー。1986年に長谷川陶磁器工房を設立。1999年に「ギャラリーandカフェからこ野」をオープンし、現在に至る。日本クラフト賞、朝日現代クラフト展入選など受賞多数。

【柄デザイン】松平敏之
広島県生まれ。グラフィックデザイナー。ハバード代表。岡本一宣デザイン事務所に所属後、独立。雑誌、PR誌、写真集、単行本などグラフィックデザインを中心に幅広く活動しています。

【伝統工芸】波佐見焼(長崎県)
16世紀末、大村藩主が豊臣秀吉の朝鮮出兵に参加した際に連れ帰った朝鮮の陶工によって始められたと言われています。江戸時代初期には天草地方の陶石を原料に磁器が焼かれるようになり、茶碗や皿のほか徳利などの日用品が数多く生産されました。中でも唐草模様を筆で描いた「くらわんか碗」と呼ばれる厚手で丈夫な器は波佐見焼の代表的存在として広く流通しました。波佐見焼はその透けるような白磁の美しさと染付の繊細で深い味わいが特徴で、伝統的なものからモダンなものまで幅広い製品があります。