※正常稼働ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防：小
裏蓋：小
ベゼル：小
ベルト：新品社外品
コマ：
カレンダー：早送り不可
グランドセイコー 5645-7000（Hi-Beat）の歴史
■ 56GSシリーズの位置づけ
56GSシリーズは、グランドセイコーの最後期の機械式モデル群として1970年代初頭に生産されました。中でも「5645」ムーブメントを搭載するモデルは、高振動を特徴とするハイビート機構を備えています。
「5645-7000」は、自動巻き・日付表示付きのグランドセイコーとして展開され、56GAC 010ケースが採用されています。
■ ムーブメントとスペック
キャリバー5645Aは、自動巻き、かつ高振動（Hi-Beat）機構で、**28,800振動／時（8振動／秒）**を誇ります。秒針の滑らかな動きが魅力です。
他の仕様としては、ハック機能（秒針停止）やクイックセット式日付機構が備わっており、実用性も高いです。
■ デザイン面の特徴
ケースバックにはGSメダリオンが配され、このシリーズのアイデンティティとして際立っています。
全体にC-ラインケース特有の滑らかな曲線とバランスの取れた36 mm径ケース（レディスではありません）が、1970年代の機械式の頂点を思わせる上品さを演出しています。
■ 年代と背景
56GSシリーズは1970年から1975年頃まで生産され、「5645-7000」はその中でも56GSの日付付きモデルとして位置しています。
この頃は、クォーツ化（クォーツ危機）の黎明期でもあり、機械式における精度や技術を追求していた時代背景がうかがえます。
■ コレクターや市場での評価
Redditなどでは、「ヴィンテージの傑作」「タイムレスな優雅さを体現する逸品」と言われています。ケース径36 mmのサイズも使いやすいポイントとして評価されています。
商品レビューや出品情報によると、「美しいHi-Beatの日差」「質感の高さ」「オリジナル状態での保存状態が良い個体」など、その完成度の高さが際立っています。
まとめ
項目 内容
シリーズ 56GS（Grand Seikoの最後期機械式モデル）
モデル 5645-7000（キャリバー5645A搭載、日付付きHi-Beat）
振動数 28,800振動／時（ハイビート：秒針の滑らかな動き）
機能 自動巻き、日付クイックセット、ハック機能
デザイン C-ラインケース、GSメダリオン付き、36 mm径
生産期間 約1970〜1975年
特長 ヴィンテージながら高精度・上品なデザイン。コレクター人気が高い。