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令和2年度五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞するなど、国内外での活動に注目が集まる新進気鋭のカウンターテナー歌手・中嶋俊晴のデビューアルバム。 "何気ない日常の、何気ない幸せに、心からの敬意と感謝を込めてこのアルバムを作りました"とは中嶋自身の言葉。 武満徹、谷川賢作、上田知華の優しくメッセージ性の強い作品たちを、中嶋は温かく包容力のある歌声で奏でた。 先の見えない不安と常に隣り合わせだった2020年、彼の歌声はそんな気持ちに優しく寄り添い、淡々と訴えかけてくる 。何気ない日常こそが、『私の好きな日々』であると。
アーティストについて
中嶋俊晴 カウンターテナー 京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。 ウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ専修およびアムステルダム音楽院修士課程バロック声楽専攻を共に満場一致の最優秀栄誉賞付きにて修了。 これまでにソリストとして、J.van Veldhoven、E.L. Banzo、A.van der Spoelら欧州を代表する音楽家と度々共演を重ねている 。またウィーン・シューベルティアーデ、ユトレヒト古楽音楽祭、プラハの春音楽祭等欧州各地の音楽祭にソリストとして招聘されるなど国際的に活躍の場を広めている。 2019年にはスペインを代表する古楽アンサンブルAl Ayre Espa?olにソリストとして招聘されスペイン各地でその歌声を披露、演奏は地元新聞評などで絶賛された。 日本音楽コンクール、ブラームス国際コンクール、国際ペティレック現代歌曲コンクール、友愛ドイツ歌曲コンクール等で入選入賞を果たし歌曲の分野でも高く評価されている。 野村財団海外留学助成者、ローム・ミュージック・ファウンデーション奨学生、文化庁新進芸術家海外研修員として欧州各地で研鑽を積む。 令和2年度五島記念文化賞オペラ新人賞をカウンターテナーとして初めて受賞し話題となった。
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