麻は成長が早くまっすぐに伸び、病害虫に強いことから、子供の「健やかな成長」を願い、また「魔除け」の模様として大切にされてきました。連続する三角形から魚や蛇の鱗に見立てた「鱗文」は鱗が身を守ることから「魔除けや厄除」として使われました。この２つの紋様はどちらも三角形と六角形で構成されていることから、調和のとれた穏やかなデザインとなり、はんなりした色味と柔らかに弧を描く横段との組み合わせが優しい雰囲気を醸し出します。生地は、ミクロネシアやハワイなどで作られている伝統的な布「Tapa（タパ）」に似せてドビー織機で織られた変わり織りで【バニラン】といい、織り地は複雑に細い糸が交叉し一見ざっくりとした印象ですが、その実目が細かくサラッとまとわりつかない柔らかな仕上がりです。京都らしいはんなり色の【ベージュ】と【ローズ】をご用意しました。
【カバーサイズ】 横55㎝×縦59㎝
【生地素材】 綿（バニラン）100％
この商品はカバー（ファスナー加工）のみです。中わたは別途ご購入ください。
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