説明
【特徴】繊細な色合いを持つ金色の刺繍糸、純金をベースに金色を着色しているのでやわらかい風合いの透明感のある光沢を放つ金糸です。
ソフト金銀糸の原反には、純銀を真空蒸着した透明ポリエステルフィルムを使用します。金は更に染色塗料を着色させ染めています。
繊維素材に極細幅のセロファン素材テープをらせん状に巻きつけた金糸・銀糸です。
ソフト金原反を細く裁断し、芯糸に撚りつけ糸を作っていきます。
通常一般的な金糸はセロファンに銀(Ag)を極薄にコーティングさせ、黄色の染料を着色する事によって金色を作っています。
「ソフト金糸」「まがい」とも呼ばれています。 芯糸にはおもに細い番手にはポリエステル糸やレーヨン糸、太い番手にはレーヨン糸やスフ糸を使用しています。
用途は、着物・帯・宗教衣装・組紐・飾紐・刺繍糸・意匠刺繍、和装・洋装などの刺繍、和雑貨など多岐にわたっています。
（ご注意）純銀を使用しているため、硫黄分や過度に酸素に触れることによって、黒い変色（やけ）が起こる可能性があります。変色防止のためコーティングの措置は施しておりますが、あらかじめご注意ください。銀素材は酸化して黒く焼ける事はありますが、一般的に金糸・銀糸と言えばこちらのグレードを呼び、本当に色々な用途に使用されております。 また、保管に高温多湿な場所、防虫剤等の過度な使用などはお避けください