シリーズで400万部を突破している『子育てハッピーアドバイス』の、初めての絵本です。子育てカウンセラーで医師のシリーズ著者、明橋大二先生が、イギリスの優れた絵本を選び、自ら翻訳を手がけました。
主人公は、ある日、突然、体がピンクになってしまったペンギンの男の子。学校ではみんなにからかわれ、「もう、ここじゃ生きていけない」と落ち込んでしまいます。しかし、他人と違っているのは、果たして、そんなに悪いことなのでしょうか。
思いやりのこころを育む絵本として、親子で読んだり、読み聞かせをしたりするのにピッタリです。
原作は、イギリスでベストセラーとなり、イタリアなど5カ国でも発売されています。この絵本が生まれたスコットランドでは、いじめ防止運動のキャンペーンにも使われ、ミュージカルにもなりました。
(あらすじ)
ペンギンの男の子、パトリックがある朝目ざめると、体がピンク色になっていました!
くちばしもピンク、つばさもピンク、頭のてっぺんから足の先まで、すっかりピンクです。
「ひどいよ! みんなに笑われちゃう。ピンクのペンギンなんて、聞いたことないもん! 」
パトリックはピンク色の仲間を求めて、家をとび出しました。
南極を出発し、海を渡り、やってきたのは、フラミンゴの住むアフリカ――。
でも、そこならうまくやっていけるのでしょうか?