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●内容紹介
手には不思議な力があります。
触れることで、お互いの心が通じ合い、
痛みが軽くなったように感じることもあります。
触れることの利点を生かしたケアがハンドセラピーです。
認知症高齢者の方にハンドセラピーを取り入れると、
呼吸がゆっくりになり、心が落ち着いてきます。
そして、イライラがおさまる、眠りにつきやすくなる、
コミュニケーションがとりやすくなる、徘徊がなくなる
などの効果も現れてきます。
本書では、認知症の基礎知識、触れることの大切さを解説し、
背中、手、足のハンドセラピーの方法を写真でわかりやすく
紹介しています。
本の最初に付いている、切り取って使える手順一覧表は、
ハンドセラピーをするときに近くに置いておくと、
ぱっと手順を確認できて、とても便利です。
ハンドセラピーは、いつでもどこでも行うことができます。
家族の方、医療・介護・福祉の専門職の方にも、
ぜひ取り入れていただきたい認知症ケア方法です。
●目次
はじめに
認知症の基礎知識
Part１　触れること
「触れて」いますか？／触れた相手は、どうなるの？
Part２　ハンドセラピーの基本
ハンドセラピーとは？