本文一部抜粋 小６夏からの通塾のすすめ
子どものためを思い、スタートした中学受験。教育系雑誌や塾の広告の影響もあり、一般的には早い時期からの通塾が常識となっています。小学校3年生から遅くても4年生までには受験対応の塾に通い、クラス分けテストで上位クラスに入らないとトップ校の受験は難しいと思い込んでいませんか。私は中学受験賛成派ですが、親子ともに疲弊してしまうような受験には疑問を持っています。中学受験は親と子が深く関われる最後のタイミングだと実感しています。中学になると子どもたちの世界は拡がり、子どもたち同士の繋がりが強くなり、自立へのステップは加速していきます。高校受験になると親子の距離感が微妙なのと併せて、勉強を見てあげることも難易度的にかなり難しくなってきます。思春期の子どもと異性の親との関りは、ご自身の青春時代を思い出せば容易に想像出来ると思います。さまざまな観点から、中学受験は親子の絆を深め目標に向かって努力する最適かつ最後の機会になるのではないでしょうか。
ただ、あまり親が気負い過ぎて親子ともに受験の最中はもちろん、合格を勝ち取った後に疲弊してしまっている親子を周りで見てきました‥‥