バスケットボールは、小学生から大人まで楽しめるスポーツです。
しかし、まだ馴染みがなく、ルールを覚えなければいけない人は多くいます。
また、子供の試合などで、親が線審やスコアラーなどを任される場合がありますが、そんな時でもこの1冊があれば安心。
基本のルールはもちろんのことながら、審判をする際のポイント、簡単なスコアの付け方をやさしく解説しています。
ユニフォームの基準やフィールドのラインなど新ルールにも対応しています。
皆さんご存知の通りバスケットボールは、
「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基本動作が盛り込まれた競技です。
球技の中では狭い部類に入るコートの中を、10人のプレイヤーが相手のゴールを目指して縦横無尽に走り回る
とてもスピーディーでエキサイティングな要素もその魅力です。
もともとは、原則として体の触れ合いの無いスポーツとして始まりましたが、
今では選手の身体能力の高まりによる攻撃力、
シュート力のアップやそれを守ろうとする防御側の技術向上によって、
規則で許される選手同士の体の接触無しにはこの競技は成り立たなくなっています。
この攻防における「身体接触」こそが、バスケットボールの醍醐味でもあり、
その見極めをする為に審判としての我々が必要となってきます。
本書はより多くの方々がバスケットボールに親しみ楽しむために、
基本となるルールをわかりやすく紹介することを目的として編集されました。
少しでもバスケットボールのさらなる普及、
また一人でも多くの方に「審判」という役割に興味を持って頂くきっかけとなればと思います。(「はじめに」より)