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約半年間をかけまして、ようやく『森羅万象４』が完成しました。
過去のブログ記事を集めていますが、見えない糸を紡（つむ）ぐように丹念に一から書き直しました。
この巻に収録された記事“たち”を通して読みますと、そこには清浄で透明な読後感を私は感じました。
その意味で、出版社には本の装丁（そうてい）に“白色”を意識して欲しいと伝えました。ちゃんと反映されたのでしょうか？　笑。
この本も、しっかりとしたオリジナルな個性を持って産まれ出ることができました。
この本の個性が持つ磁気は、読者の目を自分の心の外側へ向けさせるものではありません。
逆に読者を自分自身へと振り向かせて、読者のオリジナル磁気を喚起することになるでしょう。
人間の幸福は、自分のオリジナル意識（＝内在神）へと帰ることしかないと私は感じています。
この世を去る時は、自分一人で帰るのですから。
この本の最終確認をしている二月一五日頃から、太陽黒点の発生数が一〇〇個を超え出しました。
今回の本の内容は、今から三年ほど前に書かれた記事です。
そして、『森羅万象４』に載せる記事の抽出作業を編集者が終えたのは、去年の六月