煙の力で広範囲に届く！
床の下から被害を防ぐ！
●作業が難しかった床下のシロアリ防除で、煙の力で隅々までの散布が可能です。
●水や雨に溶けず、高い安全性で長期予防効果が持続。
●水を使う加熱蒸発システムで、いやなニオイを残しません。
●有効成分は昆虫のみに作用し、人やペット・環境に安全。
【適用害虫】
シロアリ(ヤマトシロアリ・イエシロアリ)
※脱皮阻害剤の為、シロアリに直接噴射しても即効性はありません。
【有効成分】
ビストリフルロン(脱皮阻害剤)
【使用面積】
約50～70平方メートル／缶
【本品が使用できない床下】
・空気循環型の床下換気システム
・各部屋の床下空間が繋がっていない。
・床下に空間がない。
・床下が大きく開放されている住宅。
【使用方法】
(1)床下換気口、基礎パッキングの隙間は養生テープなどで埋めてください。
(2)床下と室内の隙間は養生テープなどを使い、室内に煙が上がってこないよう、しっかりと塞いでください。
(3)床下点検口から床下収納庫を取り出し、本品を点検口から手の届く範囲の床下に設置してください。本品設置後に床下収納庫は戻さないよう注意してください。
(4)プルタブを引いて、外蓋を完全に取り外すように開けてください。
(5)くん煙蓋を取り出し、中央の線に沿って山折りにしてください。
(6)計量容器を固定しているプラスチック製のバンドを外し、専用の計量容器を取り出します。(バンドは使用しません。廃棄してください。)
(7)計量容器の中央段差より多めに水を入れます。
(8)ボールペンなど先の尖った道具で中央のアルミフィルムに穴を開けます。穴は缶の中心穴と同じ大きさになるよう拡げてください。
(9)計量容器に量り取った水を缶のくぼみ部分にサッと流し込むように入れてください。
(10)くん煙フタを逆V字状にした状態で缶の中心に設置してください。
(11)速やかに床下点検口のフタを閉めて、周囲の隙間を養生テープなどでふさいでください。くん煙開始後、約2時間は入室しないでください。入室後、室内を十分換気してください。
(12)注水後、おおよそ60秒前後でくん煙が始まります。12時間以上経過してから缶を取り出してください。
※くん煙中は缶本体が熱くなりますので、手を触れないでください。
【使用上の注意】
・使用前に必ずラベルを読み、十分に理解した上で使用してください。
・定められた使用方法を厳守してください。誤った使い方をすると効果不足や事故につながります。
・薬剤によってアレルギー症状やかぶれ等を起こしやすい体質の人、気管支系疾患(喘息等)のある人、妊婦、病人、乳幼児がいる場所では使用しないでください。
・エビ、カニ、昆虫などを飼育している場合は煙が当たらないよう移動させてください。
・煙を吸い込まないよう注意してください。煙を吸って万一身体に異常を感じたときは、本品が昆虫成長抑制剤のくん煙剤であることを医師に告げて、診察を受けてください。
・眼に入った場合は水で数分間よく洗眼してください。コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外してください。眼の刺激が続く場合は、医師の診断・手当を受けてください。
・床下収納庫は収納物を入れたままにせず、煙のかからない場所に移してください。
・床下に保管してあるものは全て煙のかからない場所に移してください。
・使用後は十分に室内を換気してください。
・銅、真鍮、亜鉛メッキ、銀メッキ製のものは変色することがあります。
・使用中、缶の底面が熱くなりますので、変色、熱変性を起こす素材の上では使用しないでください。使用する場合は底に不燃性(陶器など)の皿を置いてご使用ください。
・紙、衣類、寝具類、ポリ袋やプラスチック製品など燃えやすいものが倒れるなどで本品使用中に覆いかぶさると変色や熱変性を起こすことがあるので、必ず届かないところに移してから本品を使用してください。
・煙を感知するタイプの火災報知器、火災警報器、ガス警報器は反応することがありますので、一時的にポリ袋などで被覆してください。
・火事と間違われないよう、近隣にくん煙中であることを伝言してください。
・複数缶、同時に使用する場合や夜間に使う場合は、消防署に連絡してください。
・薬剤が皮膚に付いたときは、直ちに石鹸でよく洗い、水でよく洗い流してください。
【保管および廃棄上の注意】
・冷暗所で雨水、直射日光、潮風、火気、湿気を避け飲食物、食器と区別し、小児の届かない場所に保管してください。
・使用後の容器は、各自治体の廃棄方法に従い捨ててください。