※稼働品ですが、動作時間は計測していません。
■キズ汚れ程度
風防:小
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:新品社外品
カレンダー:
キングセイコー(King Seiko)と “56KS” 系列の背景
セイコーは1960年代、国内でより高度な精度や品質を追求する機械式時計を作るため、「グランドセイコー(Grand Seiko)」と「キングセイコー(King Seiko)」という冠ブランドを設け、社内でも複数工場(特にスワ(Suwa/諏訪)とダイニ(Daini/第二))で開発競争を行っていました。
キングセイコーの主力系譜のひとつに「56KS(56キングセイコー)」というシリーズがあり、これは1968年から1975年ごろまで製造されました。
通常、56系は諏訪(Suwa Seikosha)が担当しており、56KS はスワ製の高精度機としての位置づけを持っていました。
この「56KS」シリーズでは、日付機構付きのモデル(日付表示付き)や、ノンデイト(カレンダーなし)モデルが存在します。
ゼロからはじめる腕時計
5621-7020 モデルの概要・位置づけ
「5621-7020」は、56KS 系列のノンデイト(カレンダーなし、自動巻、ハイビート)モデルの一つと考えられています。
以下は、このモデルに関する主な特徴と既知情報です。
項目 内容
キャリバー Cal. 5621(56系自動巻き、ノンデイト仕様)
振動数(ハイビート) 1時間あたり 28,800 振動(= 8振動/秒)とされている記述が、出品時スペック説明などで見られます。
製造時期 1971年製造とされる個体が複数確認されており、オークション出品情報などでも「1971年9月製造」などの記載があります。
ケースデザイン 56KS 系列らしい端正なラウンドケースで、無駄な装飾を排したデザイン傾向。ハイビート仕様として、精度や安定性も重視された仕様。
希少性・現在の相場 比較的手の届きやすい価格帯にあるが、保存状態や純正性で価格差が出る。ウォッチ系メディアでは「$400~$600 程度」程度から出回ることもあると紹介されています。
ただし、日本国内オークションでは 3〜4万円台で落札された例もあります。
特筆点・注意点
このモデルは日付表示がないため、56系のカレンダー故障リスクがないという点を利点として挙げる出品者説明が見られます。
ケース裏蓋には当時の「KS」ロゴや金メダリオン装飾があった旨の記載例もあります。
56系キングセイコーは、本来グランドセイコーに匹敵する品質追求の流れの中で、「デザイン・仕上げ・精度」を追求した系統であり、とりわけ “Grammar of Design”(設計美学、幾何構成・研磨面の設計)という理念が1960年代後半から採り入れられ、鋭いエッジと鏡面仕上げ面との対比などが意図されたデザインスタイルが強調されました。
ただし、56系の中で量産されたモデルほど資料が豊富ではなく、特定リファレンス番号(5621-7020 等)に関する系統図は、一般にはあまり体系的にまとまっていないようです。
商品番号 | 1003-1 |
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