■商品名：TCB jeans Working Cat Hero Jacket
■商品名：TCB jeans Working Cat Hero Jacket
■素材：Cotton100%
■生産国：日本


TCB jeansのWorking Cat Hero Jacketです。
ジョンレノンが愛用していた50年代の111MJを参考に製作しています。


今回の企画は約二年前の2020年から始まってました。
入社したてのRyo君が私物のVintageを私に見せながらこう言いました。
『いつかJohnが着てたWranglerを作りましょうよ！』って。
Ryo君はお父さん譲りのビートルズ好き。
ビートルズを深く理解したくて英語を学び始めたキッカケになったと聞いた事が有ります。
お父さんはジョンの没後すぐの1981年にアメリカに渡り、ダコタハウスの前でジョンに祈りを捧げたみたいです。
そこで、ジョンのポストカードを購入し、今でも大事に持っているそう。
私もその写真を観せてもらいました。
Ryo君程では無いですが、私もBeatlesは好きな方でレコードは10代の頃から持ってたので今はTCB SHOPに何枚か飾ってるのを見た事ある方もいるかもしれません。
なんとなくそれからJohnがWranglerを着てる着画を観てるとやっぱりカッコいいしLeviには無い色気も有る。
調べると当時2020年はジョンの生誕から80周年、そして没後40年、無理矢理絡めるとわたくし井上もジョンと同じ40歳という運命を感じ企画をスタートしました。
その時は2020年のアニバーサリーイヤーに発売するぞ！と意気込んでたのですが。
TCBらしくはあるのですが、リリースまでに2年以上かかってしまいました。笑
LeviやCowboy時代の右綾Leeは今まで作りましたがTCBでは左綾は初めてです。
今までのノウハウの蓄積は使えないので一から考えることになりました。
Wranglerは３大ブランドと言われながら他の２社に比べて意外と歴史も浅くWranglerネームとして考えると75年になります。
後発だけど生機なのかな？って色々探ってる時、当時のGIMMIE BOOK観てると面白いページが有りました。
カウボーイの格好をした子供が「このジーンズはサンフォライズドされてるからママが洗いやすいって言ってる』って、正直古着だけだと、この生地の仕上げ方法までは探れてなかったのですが、小さいカウボーイのアドバイス通りサンフォライズドをしております。
左綾なので綾が立ち、ムラの長さも長いので、Levi系よりも線で色落ちします。
サンフォライズド加工はしておりますが、毛焼きとスキューは入れて無いので、Vintage同様に捩れは生じます。
実物のWranglerビンテージを見ても、そういった捻れや縦落ち感はやはり見られますよね。
経9番緯9番の11.6ozになります。
Vintageの11MWという品番も11ozの生地を使ってるところから来ているようです。
ジョンレノンが愛した50年代の111MJを参考に再現しました。
前立てのボタンや胸や袖のドットボタンもオリジナルで作っております。
一般的なフラップって２枚の生地を縫い合わせて作るのが一般的。
分かりやすく言うとLevisのGジャンにフラップが付いてから3rdの初期型まではライトオンスの別生地を使ってる事を想像して頂ければ分かりやすいと思います。でも、今回のフラップは１枚もの。
作ってみて思う事は絶対に2枚ものの方が生産性有るんですけどね...
生産性といえばもう一つ。
帯付けでは必ずステッチを落としてるのも,このタイプの特徴です。
最初は偶然のイレギュラーかな？って思ったのですが、どのVintageのジャケットを見てもジーンズを見てもこのルールだったので帯先は必ずステッチを落とすというのがこの会社の特徴だったんだと思います。
levi系みたいに帯先を始末してから縫う通称帯先チェーンの方が生産性高い気がするんですけどね...
＊ジャケットのカフス、腰帯に関しても、チェーンステッチが帯から落ちている仕様となりますので、縫製不備ではございません。
そして、今回のプリーツ止めはスクエアなステッチでは無く丸カンです。
通常、密にステッチが入るこの丸カンは50番位の細い糸を使うのが主流です。ただ、何度50番で入れた丸とVintageの丸を比べても雰囲気が合わない。
『○のクオリティが×だとこの企画は意味が無い』
と思い30番で調子を取り、アナログ感の有る不恰好な○に仕上げました。
そして最後にこのジャケットを作る上で忘れてはいけないアクションプリーツ。
内側に仕込まれたゴムも含めて、ビンテージを再現しています。
縄でTCBjeansと入れました。
初期のWranglerを参考にロープの形は内巻きにしてます。
織りネームも縦ベルを参考に縦CAT BELLにしました。
TCB jeans オフィシャルサイト抜粋


サイズ / 着丈 / 身幅 / 肩幅 / 袖丈 /
36 / 61.0cm / 48.0cm / 40.0cm / 62.0cm /
38 / 62.0cm / 50.0cm / 43.0cm / 63.0cm /
40 / 63.5cm / 52.5cm / 46.0cm / 65.0cm /
42 / 63.5cm / 54.0cm / 47.5cm / 65.0cm /
44 / 63.5cm / 56.0cm / 49.0cm / 65.0cm /
46 / 64.0cm / 58.0cm / 51.0cm / 65.0cm /
48 / 64.0cm / 60.0cm / 52.5cm / 65.0cm /
50 / 66.0cm / 62.0cm / 54.0cm / 66.0cm /


色は実物に近い掲載を心掛けておりますがご覧の環境により、多少色具合が異なって見える場合もございますのでご注意下さい。
ヴィンテージを再現した生地を使用しておりますので生地に織り傷が入ります。
商品の特性としてご理解ください。
サイズ計測の多少の誤差はご了承ください。

■素材：Cotton100%
■生産国：日本


TCB jeansのWorking Cat Hero Jacketです。
ジョンレノンが愛用していた50年代の111MJを参考に製作しています。


今回の企画は約二年前の2020年から始まってました。
入社したてのRyo君が私物のVintageを私に見せながらこう言いました。
『いつかJohnが着てたWranglerを作りましょうよ！』って。
Ryo君はお父さん譲りのビートルズ好き。
ビートルズを深く理解したくて英語を学び始めたキッカケになったと聞いた事が有ります。
お父さんはジョンの没後すぐの1981年にアメリカに渡り、ダコタハウスの前でジョンに祈りを捧げたみたいです。
そこで、ジョンのポストカードを購入し、今でも大事に持っているそう。
私もその写真を観せてもらいました。
Ryo君程では無いですが、私もBeatlesは好きな方でレコードは10代の頃から持ってたので今はTCB SHOPに何枚か飾ってるのを見た事ある方もいるかもしれません。
なんとなくそれからJohnがWranglerを着てる着画を観てるとやっぱりカッコいいしLeviには無い色気も有る。
調べると当時2020年はジョンの生誕から80周年、そして没後40年、無理矢理絡めるとわたくし井上もジョンと同じ40歳という運命を感じ企画をスタートしました。
その時は2020年のアニバーサリーイヤーに発売するぞ！と意気込んでたのですが。
TCBらしくはあるのですが、リリースまでに2年以上かかってしまいました。笑
LeviやCowboy時代の右綾Leeは今まで作りましたがTCBでは左綾は初めてです。
今までのノウハウの蓄積は使えないので一から考えることになりました。
Wranglerは３大ブランドと言われながら他の２社に比べて意外と歴史も浅くWranglerネームとして考えると75年になります。
後発だけど生機なのかな？って色々探ってる時、当時のGIMMIE BOOK観てると面白いページが有りました。
カウボーイの格好をした子供が「このジーンズはサンフォライズドされてるからママが洗いやすいって言ってる』って、正直古着だけだと、この生地の仕上げ方法までは探れてなかったのですが、小さいカウボーイのアドバイス通りサンフォライズドをしております。
左綾なので綾が立ち、ムラの長さも長いので、Levi系よりも線で色落ちします。
サンフォライズド加工はしておりますが、毛焼きとスキューは入れて無いので、Vintage同様に捩れは生じます。
実物のWranglerビンテージを見ても、そういった捻れや縦落ち感はやはり見られますよね。
経9番緯9番の11.6ozになります。
Vintageの11MWという品番も11ozの生地を使ってるところから来ているようです。
ジョンレノンが愛した50年代の111MJを参考に再現しました。
前立てのボタンや胸や袖のドットボタンもオリジナルで作っております。
一般的なフラップって２枚の生地を縫い合わせて作るのが一般的。
分かりやすく言うとLevisのGジャンにフラップが付いてから3rdの初期型まではライトオンスの別生地を使ってる事を想像して頂ければ分かりやすいと思います。でも、今回のフラップは１枚もの。
作ってみて思う事は絶対に2枚ものの方が生産性有るんですけどね...
生産性といえばもう一つ。
帯付けでは必ずステッチを落としてるのも,このタイプの特徴です。
最初は偶然のイレギュラーかな？って思ったのですが、どのVintageのジャケットを見てもジーンズを見てもこのルールだったので帯先は必ずステッチを落とすというのがこの会社の特徴だったんだと思います。
levi系みたいに帯先を始末してから縫う通称帯先チェーンの方が生産性高い気がするんですけどね...
＊ジャケットのカフス、腰帯に関しても、チェーンステッチが帯から落ちている仕様となりますので、縫製不備ではございません。
そして、今回のプリーツ止めはスクエアなステッチでは無く丸カンです。
通常、密にステッチが入るこの丸カンは50番位の細い糸を使うのが主流です。ただ、何度50番で入れた丸とVintageの丸を比べても雰囲気が合わない。
『○のクオリティが×だとこの企画は意味が無い』
と思い30番で調子を取り、アナログ感の有る不恰好な○に仕上げました。
そして最後にこのジャケットを作る上で忘れてはいけないアクションプリーツ。
内側に仕込まれたゴムも含めて、ビンテージを再現しています。
縄でTCBjeansと入れました。
初期のWranglerを参考にロープの形は内巻きにしてます。
織りネームも縦ベルを参考に縦CAT BELLにしました。
TCB jeans オフィシャルサイト抜粋


サイズ / 着丈 / 身幅 / 肩幅 / 袖丈 /
36 / 61.0cm / 48.0cm / 40.0cm / 62.0cm /
38 / 62.0cm / 50.0cm / 43.0cm / 63.0cm /
40 / 63.5cm / 52.5cm / 46.0cm / 65.0cm /
42 / 63.5cm / 54.0cm / 47.5cm / 65.0cm /
44 / 63.5cm / 56.0cm / 49.0cm / 65.0cm /
46 / 64.0cm / 58.0cm / 51.0cm / 65.0cm /
48 / 64.0cm / 60.0cm / 52.5cm / 65.0cm /
50 / 66.0cm / 62.0cm / 54.0cm / 66.0cm /


色は実物に近い掲載を心掛けておりますがご覧の環境により、多少色具合が異なって見える場合もございますのでご注意下さい。
ヴィンテージを再現した生地を使用しておりますので生地に織り傷が入ります。
商品の特性としてご理解ください。
サイズ計測の多少の誤差はご了承ください。